May peace come soon...

主な研究テーマ

キーワード:低酸素、代謝、硫化水素、脂質メディエーター、慢性炎症、がん、細胞老化、DNA修復、細胞周期




(3) リン脂質/生理活性脂質の産生/分解機構や生体内での機能の解明

細胞が刺激を受けると、膜のリン脂質が分解されて種々の生理活性脂質が作られます。その作用の大部分は細胞膜に存在するGタンパク質共役型受容体(GPCR)を介するもので、神経、呼吸、循環、生殖などほとんどすべての生命活動に関与しています。
我々のラボでは、リン脂質代謝及び生理活性脂質、及びDNA損傷シグナルやテロメアの機能に関する生化学的研究を行っています。 研究手法は酵素学、生化学、機器分析学(質量分析を含む)、分子生物学、細胞生物学と多岐にわたります。

なかでも、主に下記の分子の機能解析を行っています。
・アラキドン酸代謝物であるロイコトリエン
・リン脂質性メディエーターである血小板活性化因子(PAF)
・マリファナ受容体の生理的リガンドである2-アラキドノイルグリセロール (2-AG)
・血清中の主な細胞増殖因子であるリゾホスファチジン酸(LPA)

生理活性脂質は炎症・アレルギー反応・免疫疾患・神経疾患・腫瘍などの病態形成に深く関与しているため、病態の解明と新しい治療法の開発を視野に入れた研究を心がけています(和泉・立井・大日方・大嶋・鈴木・南嶋)。


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